文化祭にて、表現の動機について考える

文化祭シーズンです。今年は文化祭自体はあまり見学できていないのですが、準備シーンにはいくつか遭遇しています。先日、神戸女学院の生徒さんと話す機会があったのですが、1年前から段ボールなどの材料を集めてためている、とか、新学期始まってからは文化祭最優先だった、とか、灘の文化祭は(春なのですが)一度見た方がいい、クラブの発表しかないのにすごくもりある。鉄研がとくにすごい。サッカー部のお化け屋敷もすごい、などのお話をテンション高めにしてくれました。

 

こういう文化祭に対する熱を見ていると、この動機ってどこからでてくるんだろうな、と思います。何かの賞を目指しているわけでもないし、稼ぐことが目的でもない。体裁を整えなくちゃ、というわけでもない。

 

きっと、自分たちの何かを表現したい!伝えたい!お客さんを楽しませたい!ということなのでしょう。そして学校での色々な活動の中でも特に「自分たちのものだ!」という意識が、強いんでしょううね。ちゃんと自分事になっているからこそ、夜中までの作業も、徹夜も、ぜんぜん気にせず没頭できるんでしょう。

 

写真は、3年前のものになりますが、東京都江東区にある女子校、中村中学校の文化祭での展示です。なんとトイレットペーパーでのウェディングドレスをつくったそうです制作。大変だっただろうなー。でも、楽しかったんだろうな♪

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