空間を選び取る力が育つ、交流の場―甲南大学 iCommons その3

みなさまこんにちは!清水葉子です。

過去2回のブログでご紹介をしました、甲南大学KONAN INFINITY COMMONS(iCommons)について、引き続きご紹介をしてまいります。まずは、前回の学生ラウンジに加え、予約が必要ではありますが、全ての学生さん達が使える施設のご紹介です。館内にはスタジオ、キッチン、アトリエ(木工室 !)トレーニングルーム、音楽練習室などがあります。

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 これらは、予約をすれば特定の部活動に所属していなくても、個人やグループで使用できるそうです。アトリエには3Dプリンタもあり、うらやましい!

 

そして、3階、4階には、文化会の部室があります。

「以前この場所にあった部室のほうが1室ずつが広く、そのためにミーティングも部室の中で行われるなど、部屋の中で活動が完結してしまっていました。iCommonsの建設にあたり、部室を15平米ほどに狭くして、その代りに共用で作業や打ち合わせに使えるスペースをたくさん設け、スペースをシェアできるようにしました。そうすることで学生の動きも変わってき各部の活動が外部から見えやすくなりましたね。また、各部屋にディスプレイができる家具を設けることで、活動内容を見えやすくしました(小幡課長)」

 

↓部室フロアです。奥に見えるのが部室(部屋ごとに色が変えられています)各部の個性が出ていますね。

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↓鉄道研究部のディスプレイには、なにか思い入れがありそうです。

 

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↓部室の外側にもラウンジがあり、自由に使うことができます。左手に見えるのはミーティングルームです。 

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このようにカラフルで楽しそうな雰囲気であれば、部活に所属している人以外でも足を踏み入れやすく、活動の様子もわかりそうですね。

 

地下1階にはホールもあり、部の発表などにも使えるそうです。

 

全ての場所はご紹介できませんでしたが、アゴラを囲むようにつくられたシンプルな構造の中に、様々な空間が準備されていることを、ごらんいただけたと思います。思い思いに過ごす場に加え、展示スペースや、ホールなど、発表の場も多く設けられているのが印象的でした。学生さん達は、様々な目的でこの場所を訪れ、場所を使いこなしていくことで、活動目的や気持の状態に適した空間を選び取る力がついてくるのではないかな、と、見学をさせていただいて感じました。TSUTAYAさんやキャリアセンターの企画に加え、iスタッフという、教職員、学生の有志によるグループの企画もあるそうです。

11月の予定はこちら

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これからどのようにこちらの施設が使いこなされていくのか、楽しみです。

 

iCommonsが紹介されているページはこちらです。

ch.konan-u.ac.jp

 

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