「言葉」を使った今年の振り返り方法のご紹介

みなさんこんにちは!清水葉子です。今年もあと一週間と少しですね!

この時期になると、今年の1字や流行語などの発表がありますね。ユーキャン新語・流行語大賞で、忖度とともに大賞になった、「インスタ映え」、フォトジェニックという以前からある言葉を時代の要素をのせてかつ言いやすくしたところに、大賞になるべくしてなったなあ、と感じます。

 

さて、ではみなさん個人ではいかがでしょうか?今年1年に新しく知った言葉、面白いと思った言葉はありますか?

 

先日、昨年11月にアートのフューチャーセッションを行った運営メンバーで集まった際に、 それぞれが1年で新しく知ったワードを紹介しあうという振り返りワークをしてみました(写真を撮り忘れたので、昨年のフューチャーセッションの報告記事をリンクします)。

arts.hatenablog.jp

 

こちらの運営メンバーは、歩んできた道も現在の専門も様々なので、それぞれの今年1年の興味の対象がよくわかり、お互い新鮮に感じましたし、知らないワードも出てきました。そこから話が広がりすぎて1ワードずつ紹介するスタイルで、3時間強かけて5人で2周しかしませんでしたが(笑)、とても楽しい時間でしたし、お互いの理解が深まったと思います。

 

私個人として今年の言葉をあらためて振り返ると、「モックアップ」や「エコシステム」などものづくりに関するワードを多く仕入れたなあ、というのと、「マインドフルネス」や「成長的マインドセット」など、人のあり方についてのワードも、多くはありませんが、印象的なものを手に入れたと思います。

 

言葉って、端的に言えば、ものや状態を伝えやすくするための記号です。言葉で全てをあらわすことはできないかもしれませんが、言語化、キーワード化することで、より多くの人に伝えることができたり、属性や領域を超えたコミュニケーションができるものだと思います。それは自分に対しても同じで、今自分が置かれている状況や表現している状態を言語化することで、前に進むことができることってあるのではないでしょうか。余談ですが、先日、日本酒を紹介するサイトを運営し、ほぼ毎日日本酒のテイスティングノートを書かれている方に会いまして、その量に驚いたのですが、その方は、言語化することでより深く味わえる、とおっしゃっていて、なるほどなあ、と思いました。(日本酒が好きな方はぜひ、テイスティングノートを読んでみてください

日本酒コンシェルジュ通信 )

 

 

みなさんもぜひ、今年のキーワード、振り返ってみてください。

<言葉を使った今年の振り返り方法>

0.事前に「今年知った新しいワードを思い出しておいてね」とお願いしておく

1.2~数名でグループをつくる

2.付箋にワードを書き出す(1ワード1枚で、思い出したワードは全部)

3.順番を決めて、まず最初の人が1枚出す

4.周囲の人がそれについて質問し、ワードを出した人がそれに答える

5.3-4をくりかえす

 

という流れです。突然言われると思い出せない方もいらっしゃると思うので、

ステップ0が結構大切です。また、状況によっては、1人ずつの時間を区切っても良いかもしれませんね。

 

ふだん一緒にいる方とやってみても、新たな発見があって面白いと思います。