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「どうやってできているのかな?」と考える力の大切さ―植松努さんの講演会より

みなさまこんにちは。コアネットの清水です。

先日、社団法人ライフナビアカデミーさん主催の植松努さんの講演会に行ってきました。写真は会場の大阪市中央公会堂です。

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植松電機の社長、植松努さんは、子どもの頃からの夢をかなえるべく、自社でロケット開発をし、成功された方です。それだけでなく、子どもたちが夢に向かって生きていけるよう、全国での講演会やロケット教室を通して、それを伝える活動をされています、

「どーせむり」というのは人の可能性を奪う言葉、「だったらこうしてみたら」という言葉こそ、情報や選択肢を増やし、夢に向かっている人の背中を押すためのアドバイス。やったことがないことは失敗する、でも失敗は成功のための大切なデータだから、失敗を責めるのではなく、失敗前提で試行錯誤するというお話、とても共感できるものでした。

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私が会場に着いたのは、開演30分前でしたが、すでに演壇で準備をされていた植松さん。数多くの講演を行われているのに、こんなに一つずつ丁寧に準備をされることにとても驚きました。そして小学生の子どもと一緒に参加したのですが、子どもにも大人にもとってもわかりやすくお話ししてくださいました。

実際に聞いたほうがより深いお話が聞けると思いますが、TEDの動画も貼っておきますね。

www.youtube.com

 

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↑植松電機さんHPより。世界に3つしかないというロケットの発射実験棟。試行錯誤をしながら、自前でつくられました。今では大企業やJAXAも使用しているそうです。

 

ものづくりにずっと関わっていらっしゃる植松さん、その原体験は子どもの頃にあるそうで。植松さんの周りには、職人さんや大工さんが身近な大人として多くいて、「みんなが使っているものは全部、普通の人が作り方を学んでつくっているんだからね」と、教えてくれたそうです。また、プラモデルを買ってもらえなかった植松さんは、ペーパークラフトで車などをつくり、それがロケットづくりに生きているそうです。

 

何かほしいものがあったとき、お金で手に入れなければ買えない、ではなく、「つくり方を覚えれば自分でつくれる」と思えることって、本当に大事だなあ、と、植松さんのお話をうかがい、あらためて思いました。もちろん、作り手としてのプロは貴重な存在で、たくさんの経験に基づいた技術を、私たちは買うのだと思うのですが、「どうやってできているのかな」「自分にもつくれるかな」というマインドが、大事だと思うんです。このマインドがあって初めて、試行錯誤が始まると思うので。

先日1→10driveの森岡さんにお話を伺った際、ゲームの技術が上がりすぎて、子どもたちが自分も作り手に回れるかも、と思えなくなっている、というお話をうかがったのですが、ゲームも、おもちゃも、技術が上がりすぎて、加えて結構簡単に買ってもらえる環境があると、「どうやってできているのかな?」と思えなくなってくるかもしれないですね。なんとかそう思える環境を準備してあげたいなあ。まずは子どもにおもちゃを与えるのをやめようかな、なんて、思いました。

 

↓植松電機さんのHPはこちら

http://uematsudenki.com/