悲しくなる日を楽しい時間に。生徒たちがリモートで実現した体育祭とは? -聖ヨゼフ学園インタビュー

今年は新型肺炎COVID-19蔓延の影響で、学校行事を中止や延期にされた学校は、多いのではないでしょうか。聖ヨゼフ学園中学・高等学校(横浜市鶴見区)でも、5月8日に予定されていた体育祭が中止となってしまいました。今年が最後の体育祭となる高校3年生の…

これからの子ども達の発表の場はどうなる?

この3か月、子どもたちの発表や表現の場はどうなったか 大人も子どもも、いつもどおりとはいかない3か月でした。できないことが増えた一方、オンラインでの新しい可能性も広がりました。学びや学びの場について、この3か月で何が足りて、何が足りなかったの…

世界中の美術館にオンラインで行ける!Google Art & Cultureのあるきかた

外出自粛要請が続く中、美術館にも行けない日々が続きます。そんな中、知人より教えていただいたのが、 Google Art & Cultureという、オンライン美術館です。 https://artsandculture.google.com/ こちらのサイトでは、世界中の美術館から提供されたコレクシ…

アートは今もこれからも全ての人に必要です

何でも手に入る世界から、そうでもない世界へ ひとつ前の記事でご紹介しました、ものづくりの授業、MESH公式ブログに掲載していただきましたので、あらためてご報告をさせていただきます。田園調布学園の高校1年生を対象とした、選択制の授業でした。プ…

表現するプロセスで愛着を持つ。自分ごとになる。

コンピュータと手を行き来する体験 昨年から今年にかけて、高校生を対象としたものづくりの授業に関わらせていただきました。全6回、それぞれ約2時間半の連続授業です。 私たちの生活の色々なシーンに使われ始めているIoT(Internet of Things モノがインタ…

イメージを、さらして、とくして、前に進もう。

「とりあえず表現する人は、羞恥心が足りない? 前回のブログでは、それぞれが頭の中のイメージを表現するメリットとして、もったいないという書き方をしましたが、もう少し本人のメリットにフォーカスして考えてみたいと思います。 私は大体のことについて…

アートにおける、手の役割

頭に浮かんだイメージを取り出そう 頭に浮かんだイメージを取り出すことも、アートの重要な役割です。 その表現は平面、立体、文章、映像、音楽など様々で良いと思いますが、とにかく頭の中のイメージを取り出してみると、色々なことがわかります。 私は脳や…

知覚を再定義するアート!

前々回のブログで、サイエンスからジャンプする時のアートの役割について触れました。今回はその中でも、視点の発見、知覚の再定義という部分にフォーカスして書いてみたいと思います。 「日本人の目」を手に入れたゴッホ 2017年8月~2018年3月、北海道、東…

ビジネスにもアート!

アートは、サイエンスからのジャンプだ。ということを、前回書きました。分野や職業に関わらず、すべての人がアートの力、すなわちサイエンスからジャンプする力を身につけることで、世の中はもっともっと面白くなるのではないでしょうか。 例えば、ビジネス…

2020年。アートは、ジャンプだ!

あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 このブログは、教育にアートが足りていないという思いから2016年にスタートし、4年間で113の記事を書いてきました。本やアートに関する面白い人や活動を紹介する中でたくさんの発…

北欧の図書館から、これからの学びの場を考える

みなさまこんにちは。清水葉子です。突然ですが、みなさんは公共図書館をどのくらい利用されますか?そして、その利用目的は何ですか? 私は、公共図書館の徒歩圏に住んでいることもあり、年間5回か6回、つまり2か月に1回くらいは利用しています。その目的…

「ものづくりの壁」を超えると見えてくるもの―道用大介先生インタビューその2

みなさまこんにちは。清水葉子です。今回は、神奈川大学の道用大介先生に伺ったお話の続編をご紹介します。 その1はこちらをご覧ください。 http://arts.hatenablog.jp/entry/2019/11/30/223536 さて、前回も学生さん達の作品を紹介しましたが、加えていく…

「ものづくりの壁」を超えると見えてくるもの―道用大介先生インタビューその1

みなさまこんにちは。清水葉子です。ここ数日で急に気温が下がり、冬がやってきましたね。風邪をひかれないよう、あたたかくしてお過ごしくださいね。 さて本日は、ものづくりについて書きたいと思います。こちらのブログでも何度か紹介させていただいたFAB…

アートとサイエンスが影響しあって未来ができる(未来と芸術展より感じたこと)

みなさまこんにちは。清水葉子です。 2019年11月19日より、森美術館で開催されている、 「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/index.html に行ってきました。 この展覧会では、都…

FABの可能性について今こそ考えてみよう -「FABに何が可能か―『つくりながら生きる』21世紀の野生の思考」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。例年よりも長いゴールデンウィーク、どのようにお過ごしですか? さて、本日はFAB(パーソナルファブリケーション)について、最近読んだ本をご紹介したいと思います。 最近、学校内に3Dプリンターやレーザーカッターを設…

小説からアートを楽しむ-原田マハさんの小説について

みなさまこんにちは。清水葉子です。 寒い日もありますが、梅も咲き、だいぶ暖かくなってまいりましたね。春も、もうすぐです! さてみなさんは、絵画を、どのように楽しみますか。色、形、バランス、筆遣い、モチーフ、ストーリー?私が発見した最近の楽し…

芸術鑑賞も、創作活動である-「20年経った今、日本の対話型鑑賞はどうなったのか?」に参加して

みなさまこんにちは。清水葉子です。早いもので今年ももう3月!まだ寒い日もありますが、梅や桜が楽しみな季節がやってきますね。 さて、少し前になりますが、1月26日、NPO法人Educe Technologiesさん主催の勉強会「20年経った今、日本の対話型鑑賞はどうな…

セルフマネジメント力は、これからの教育の場にも必要な力―「管理ゼロで成果はあがるー『見直す・なくす・やめる』で組織を変えよう」を読んで

昨年末のブログにも書かせていただきましたが、教育の領域では、これからますます学習者主体の環境と学びの個別化が進んでいきます。学習進度を周りに合わせなくてよいのは学習者にとって大きなメリットですが、それは同時に、自分で学びを進めていく難しさ…

2018年のアートについての思考は、「個性」と「環境」がキーワードでした

みなさまこんにちは。清水葉子です。 各地で雪が見られるなど、急に冬らしくなってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 2018年もあと1日となりました。 今年もこのブログをきっかけに、多くの方と出会えたこと、とてもうれしく思っています。…

生徒がアーティストの作品を紹介する、富士見丘中学校・武蔵野美術大学「Feeling展」

みなさまこんにちは。清水葉子です。先日、東京都渋谷区にある富士見丘中学校で行われた、武蔵野美術大学と共同開催の「Feeling展」を見学させていただきました。富士見丘中学校・高等学校の中学1年生~3年生と、高校2年生で行われている探究学習「自主研究5…

プラットフォームはどう「デザイン」されるのか―「プラットフォーム革命」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。 例年よりあたたかいとはいえ、いよいよ本格的に寒くなってまいりましたが、風邪などひかれていませんか。 私は9月、10月と原稿やインタビューが立て続けにあり、終わったところでどっと疲れが出ました。が、休息もかねて…

演劇というアートについて―「わかりあえないことから-コミュニケーション能力とは何か」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。 暑かった日本の夏がようやく過ぎ去り、すっかり秋になってまいりました。 1年を通して行事があまり多くない10月、11月は、読書が進むので私が好きな季節です。 さて本日は、演劇というアートについて書いてみたいと思い…

個性はinputにもoutputにも発揮される-自分の強みを見つけよう-「8つの知能」で未来を切り開く を読んで

こんにちは!清水葉子です。 今年は全国的に猛暑が続きましたが、みなさまお変わりないでしょうか。 これだけ暑いと毎日生きているだけで自分を褒めたくなりますね。でも本日で8月も終わりなので、あとは涼しくなる一方です! さて、本日ご紹介するのは、東…

これからの教育ではより個が注目される -「未来の教室」とEdTech研究会「第1次提言」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です。ブログ、久しぶりの更新です。先日、経済産業省の教育に関する有識者会議「未来の教室」とEdTech研究会から第1次提言が公表されましたね。 研究会の目的は、日本社会が「創造的な課題発見・解決力」をつけること。 大学、…

専門分野に自然に触れられる環境づくり ―甲南大学フロンティアサイエンス学部の「マイラボ」

みなさまこんにちは!清水です。先日、神戸のポートアイランドにある、甲南大学ポートアイランドキャンパスを見学させていただきました。甲南大学さんは、以前ブログでも紹介させていただいた岡本キャンパスの他に、ポートアイランドキャンパスと、西宮キャ…

経済的に自立するためのデザインとは―「世界を変えるデザイン」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です 本日は、デザインについての書籍紹介をさせていただきます。 「デザインは誰のために、また、何のためにあるのか?」 この大きな問の中でも「誰」について、ぐっとフォーカスして考えられるのが、 「世界を変えるデザイン…

「ティンカリング」が学びを発明するー「作ることで学ぶ―Makerを育てる新しい教育のメソッド」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です。前回の投稿から2週間あいてしまいましたが、今年度も、教育とアートについて発信をしていきます。よろしくお願いいたします。 さて本日は、こちらの書籍をご紹介します。 「作ることで学ぶ―Makerを育てる新しい教育のメ…

建築家ラルフ・アースキンと教育空間

みなさま、こんにちは!清水葉子です。 今日は、スウェーデンの建築家、ラルフ・アースキン(Ralph Erskine)と、彼の携わった教育空間についてご紹介したいと思います。 Ralph Erskine (architect) - Wikipedia アースキンは日本ではあまり知られていません…

世界の事例に見るスタートアップコミュニティとそれをとりまく環境のあり方- Hack Osaka 2018レポート

みなさんこんにちは!清水葉子です。 2018年2月27日、大阪で行われた、Hack Osaka というイベントを見学させていただきました。 Hack Osakaとは、大阪イノベーションハブ(Osaka Innovation Hub)さん主催の、大阪でのイノベーション創出を支援するためのイ…

子ども達の表現力を伸ばす!ピカソプロジェクト-アートの特別授業 at 波除学園

みなさまこんにちは!清水葉子です。 先日、大阪市港区にある波除学園さんで、子ども達を対象に行われたアートの特別授業を見学させていただきました。授業運営をされたのは、合同会社エデュセンスさん。ピカソプロジェクトという、アートを通して子ども達の…