アートにおける、手の役割

頭に浮かんだイメージを取り出そう 頭に浮かんだイメージを取り出すことも、アートの重要な役割です。 その表現は平面、立体、文章、映像、音楽など様々で良いと思いますが、とにかく頭の中のイメージを取り出してみると、色々なことがわかります。 私は脳や…

知覚を再定義するアート!

前々回のブログで、サイエンスからジャンプする時のアートの役割について触れました。今回はその中でも、視点の発見、知覚の再定義という部分にフォーカスして書いてみたいと思います。 「日本人の目」を手に入れたゴッホ 2017年8月~2018年3月、北海道、東…

ビジネスにもアート!

アートは、サイエンスからのジャンプだ。ということを、前回書きました。分野や職業に関わらず、すべての人がアートの力、すなわちサイエンスからジャンプする力を身につけることで、世の中はもっともっと面白くなるのではないでしょうか。 例えば、ビジネス…

2020年。アートは、ジャンプだ!

あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 このブログは、教育にアートが足りていないという思いから2016年にスタートし、4年間で113の記事を書いてきました。本やアートに関する面白い人や活動を紹介する中でたくさんの発…

北欧の図書館から、これからの学びの場を考える

みなさまこんにちは。清水葉子です。突然ですが、みなさんは公共図書館をどのくらい利用されますか?そして、その利用目的は何ですか? 私は、公共図書館の徒歩圏に住んでいることもあり、年間5回か6回、つまり2か月に1回くらいは利用しています。その目的…

「ものづくりの壁」を超えると見えてくるもの―道用大介先生インタビューその2

みなさまこんにちは。清水葉子です。今回は、神奈川大学の道用大介先生に伺ったお話の続編をご紹介します。 その1はこちらをご覧ください。 http://arts.hatenablog.jp/entry/2019/11/30/223536 さて、前回も学生さん達の作品を紹介しましたが、加えていく…

「ものづくりの壁」を超えると見えてくるもの―道用大介先生インタビューその1

みなさまこんにちは。清水葉子です。ここ数日で急に気温が下がり、冬がやってきましたね。風邪をひかれないよう、あたたかくしてお過ごしくださいね。 さて本日は、ものづくりについて書きたいと思います。こちらのブログでも何度か紹介させていただいたFAB…

アートとサイエンスが影響しあって未来ができる(未来と芸術展より感じたこと)

みなさまこんにちは。清水葉子です。 2019年11月19日より、森美術館で開催されている、 「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/index.html に行ってきました。 この展覧会では、都…

FABの可能性について今こそ考えてみよう -「FABに何が可能か―『つくりながら生きる』21世紀の野生の思考」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。例年よりも長いゴールデンウィーク、どのようにお過ごしですか? さて、本日はFAB(パーソナルファブリケーション)について、最近読んだ本をご紹介したいと思います。 最近、学校内に3Dプリンターやレーザーカッターを設…

小説からアートを楽しむ-原田マハさんの小説について

みなさまこんにちは。清水葉子です。 寒い日もありますが、梅も咲き、だいぶ暖かくなってまいりましたね。春も、もうすぐです! さてみなさんは、絵画を、どのように楽しみますか。色、形、バランス、筆遣い、モチーフ、ストーリー?私が発見した最近の楽し…

芸術鑑賞も、創作活動である-「20年経った今、日本の対話型鑑賞はどうなったのか?」に参加して

みなさまこんにちは。清水葉子です。早いもので今年ももう3月!まだ寒い日もありますが、梅や桜が楽しみな季節がやってきますね。 さて、少し前になりますが、1月26日、NPO法人Educe Technologiesさん主催の勉強会「20年経った今、日本の対話型鑑賞はどうな…

セルフマネジメント力は、これからの教育の場にも必要な力―「管理ゼロで成果はあがるー『見直す・なくす・やめる』で組織を変えよう」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。 暖かくなってきたと思ったら、関東は週末雪かもしれないということです。 みなさま、どうぞお気をつけくださいね。 さて、昨年末のブログにも書かせていただきましたが、教育の領域では、これからますます学習者主体の環…

2018年のアートについての思考は、「個性」と「環境」がキーワードでした

みなさまこんにちは。清水葉子です。 各地で雪が見られるなど、急に冬らしくなってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 2018年もあと1日となりました。 今年もこのブログをきっかけに、多くの方と出会えたこと、とてもうれしく思っています。…

生徒がアーティストの作品を紹介する、富士見丘中学校・武蔵野美術大学「Feeling展」

みなさまこんにちは。清水葉子です。先日、東京都渋谷区にある富士見丘中学校で行われた、武蔵野美術大学と共同開催の「Feeling展」を見学させていただきました。富士見丘中学校・高等学校の中学1年生~3年生と、高校2年生で行われている探究学習「自主研究5…

プラットフォームはどう「デザイン」されるのか―「プラットフォーム革命」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。 例年よりあたたかいとはいえ、いよいよ本格的に寒くなってまいりましたが、風邪などひかれていませんか。 私は9月、10月と原稿やインタビューが立て続けにあり、終わったところでどっと疲れが出ました。が、休息もかねて…

演劇というアートについて―「わかりあえないことから-コミュニケーション能力とは何か」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。 暑かった日本の夏がようやく過ぎ去り、すっかり秋になってまいりました。 1年を通して行事があまり多くない10月、11月は、読書が進むので私が好きな季節です。 さて本日は、演劇というアートについて書いてみたいと思い…

個性はinputにもoutputにも発揮される-自分の強みを見つけよう-「8つの知能」で未来を切り開く を読んで

こんにちは!清水葉子です。 今年は全国的に猛暑が続きましたが、みなさまお変わりないでしょうか。 これだけ暑いと毎日生きているだけで自分を褒めたくなりますね。でも本日で8月も終わりなので、あとは涼しくなる一方です! さて、本日ご紹介するのは、東…

これからの教育ではより個が注目される -「未来の教室」とEdTech研究会「第1次提言」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です。ブログ、久しぶりの更新です。先日、経済産業省の教育に関する有識者会議「未来の教室」とEdTech研究会から第1次提言が公表されましたね。 研究会の目的は、日本社会が「創造的な課題発見・解決力」をつけること。 大学、…

専門分野に自然に触れられる環境づくり ―甲南大学フロンティアサイエンス学部の「マイラボ」

みなさまこんにちは!清水です。先日、神戸のポートアイランドにある、甲南大学ポートアイランドキャンパスを見学させていただきました。甲南大学さんは、以前ブログでも紹介させていただいた岡本キャンパスの他に、ポートアイランドキャンパスと、西宮キャ…

経済的に自立するためのデザインとは―「世界を変えるデザイン」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です 本日は、デザインについての書籍紹介をさせていただきます。 「デザインは誰のために、また、何のためにあるのか?」 この大きな問の中でも「誰」について、ぐっとフォーカスして考えられるのが、 「世界を変えるデザイン…

「ティンカリング」が学びを発明するー「作ることで学ぶ―Makerを育てる新しい教育のメソッド」を読んで

みなさまこんにちは!清水葉子です。前回の投稿から2週間あいてしまいましたが、今年度も、教育とアートについて発信をしていきます。よろしくお願いいたします。 さて本日は、こちらの書籍をご紹介します。 「作ることで学ぶ―Makerを育てる新しい教育のメ…

建築家ラルフ・アースキンと教育空間

みなさま、こんにちは!清水葉子です。 今日は、スウェーデンの建築家、ラルフ・アースキン(Ralph Erskine)と、彼の携わった教育空間についてご紹介したいと思います。 Ralph Erskine (architect) - Wikipedia アースキンは日本ではあまり知られていません…

世界の事例に見るスタートアップコミュニティとそれをとりまく環境のあり方- Hack Osaka 2018レポート

みなさんこんにちは!清水葉子です。 2018年2月27日、大阪で行われた、Hack Osaka というイベントを見学させていただきました。 Hack Osakaとは、大阪イノベーションハブ(Osaka Innovation Hub)さん主催の、大阪でのイノベーション創出を支援するためのイ…

子ども達の表現力を伸ばす!ピカソプロジェクト-アートの特別授業 at 波除学園

みなさまこんにちは!清水葉子です。 先日、大阪市港区にある波除学園さんで、子ども達を対象に行われたアートの特別授業を見学させていただきました。授業運営をされたのは、合同会社エデュセンスさん。ピカソプロジェクトという、アートを通して子ども達の…

「自ら学ぶ力」と「探究心」を育むラーンネット・グローバルスクール。その環境とカリキュラムとは? その2

みなさまこんにちは!清水葉子です。先日、探究のヒントを求めて、開校以来「探究」をその教育の中心に置かれている、ラーンネット・グローバルスクールを取材させていただきました。前回の記事では、建物とカリキュラムについて紹介しました。後半の今回は…

「自ら学ぶ力」と「探究心」を育むラーンネット・グローバルスクール。その環境とカリキュラムとは? その1

みなさまこんにちは!清水葉子です。先日、高校の新しい学習指導要領案が公開されました。小学校、中学校、高等学校については2020年から随時実践されていきますが、どの学校種においても生徒の自主性や自ら学ぶ力が重視され、総合学習においては「探究」が…

Khan Lab School(カーン・ラボ・スクール)の設計者が語る、新しい学びに適した教育空間とは

みなさまこんにちは!清水葉子です。 2017年にカーンアカデミーの主催者 サル・カーン氏が中心となり開校した Khan Lab School(カーン・ラボ・スクール)。 khanlabschool.org ・年齢ではなく、 5-15歳の生徒たちが6段階のlevel of independence (自立レ…

教科を超えた協働がSTEAM教育を実現する―「AI時代を生きる子どものためのSTEAM教育」を読んで

みなさまこんにちは。清水葉子です。中高入試シーズンが終わると、あっという間に新入生が入ってくる新年度となりますね。このタイミングでICT環境を整えられたり、カリキュラムを変えられたりという学校が多いと思いますが、授業の運営方法や、さらに言うと…

自主性と創造性を育てる、モンテッソーリ教育の環境設定

みなさまこんにちは。清水葉子です。 本日は、モンテッソーリ教育について、書きたいと思います。 この1年半、こちらのブログでも、また、それ以外の活動でも、子どもの創造力を高める環境について考えてきましたが、振り返ってみると、モンテッソーリ教育…

京都発、ものづくりのエコシステムをつくる -Makers Boot Camp二神麻里さんインタビュー

こんにちは!清水葉子です。先日、京都市下京区にあるものづくり拠点、KYOTO MAKERS GARAGE(以下京都メイカーズガレージ)を見学させていただき、コミュニティーマネージャーの二神麻里さんにお話をうかがいました。 <京都メイカーズガレージ外観> <イン…